バーゼル(スイス)

バーゼル

スイスの文化、芸術の都と呼ばれるバーゼルは、ヨーロッパ大陸のちょうど真ん中に位置する。ドイツ南部とフランス・アルサス地方に国境を接し、バーゼルを拠点にドイツとフランスの3カ国を1日で巡ることもできるのだ!

コンパクトにまとまった都市には40もの美術館や博物館が点在し、古典様式の貴族の邸宅や中世の教会の隣りに地元出身の建築家ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」やイタリア人建築家レンゾ・ピアノ設計のモダンな建物を見つけるだろう。

1日目・2日目
バーゼル → ヴァイル・アム・ライン一コルマール

旅はバーゼル旧市街の散策から。ロマンティックな路地をのんびりと歩き、大聖堂の丘と市庁舎、さらにタンゲリー噴水を見学したら、150ものショップが並ぶフライエ通りでショッピング。

本場スイス製のロレックスの時計やビクトリノックスのナイフを旅の記念に、リンツチョコをお土産にいかがだろう。

午後は世界最古の公共美術館バーゼル市立美術館やバイエラー財団美術館など、世界的に知られたミュージアムでアートな時間を過ごそう。

2日目はバーゼル・バティッシャー駅からほんの1kmほど離れたドイツの町ヴアイル・アム・ラインへと出かけよう。この間わずか6分の列車の旅!まずは国際的に知られた家具メーカー、ヴイトラ社のヴイトラ・デザイン博物館へ。

この後、バーゼルに戻ったら、再び列車に乗って今度はフランス・アルザス地方の町コルマール(列車で所要約40分)へと出かけよう。アルザス地方らしい木骨組みの家並みや石畳の村を散策し、平底のボートに乗ってボージュ山脈とライン川に挟まれたコルマールの可愛らしいこの地方独特の町並みを楽しもう。

3日目・4日目
バーゼル → ラインフェルデン

3日目はボートでライン川を下ってバーゼル近郊のアウグスタ・ラウリカヘ行こう。ここは古代ローマ時代の遺跡で、スイス国内で最大規模の野外博物館として知られている。その後、バーゼルに戻り、600種もの動物が飼育されているバーゼル動物園で午後のひと時を過ごそう。

最終日はバーゼルの南にあるライン河畔のとてもチャーミングな町ラインフェルデンヘ。バーゼルからは列車でわずか10分。健康とウェルネスの町として知られ、温泉スパ「ソウレウノ(SoleUno)」リラックスしたひと時を楽しみたい。

旅のヒント

バーゼルカードは旧市街のガイドツアー、ローマ時代の遺跡アウグスタ・ラウリカ博物館、有名なバーゼル動物園などへの入場料が無料や割引になる。バーゼル観光局のツーリストインフォメーションデスクで販売中。