レンヌ

レンヌ

ブルターニュの中心都市レンヌは、パリからTGVで2時間足らずの芸術と歴史|こ彩られた町。モン・サン・ミッシエルやサン・マロからも1時間以内でアクセスできる。5万人もの学生が暮らすこの町はダイナミックで活気に溢れているだけでなく、街角には味わい深く多様性に富んだ歴史的な建築物が並ぶ。

チャーミングな中世の面影を残す街路、のんびり散策するのに最適な歩行者専用地区、シャレたショップや賑やかなレストランなどがレンヌを訪れる人々を魅了している。年間を通してさまざまな文化イベントが行われているのもうれしい。

1日目

まずは旧市街へと出かけよう。15世紀頃に建てられたカラフルな木骨組みの家々が並ぶ、曲がりくねった路地をのんびりと散策しよう。サン・ピエール大聖堂などの史跡を訪れたら、毎週土曜にフランスで2番目に大きなマルシェが開かれるリス広場へと歩いていこう。

次にフランス王家ゆかりの2つの広場へ。そして、ルイ15世の建築家だったガブリエルがデザインした市庁舎や、フレンチスタイルの壮麗な天井を持つ|日ブルターニュ地方の高等法院を訪れよう。ベルサイユ宮殿の王室チャペルの装飾を担当した、有名なシャルル・エラールとノエル・コイベルが描いた絵画など、賛の限りを尽くした内装は必見。

この日の最後は、文化複合センター「し・シャン・'ノーブル」へ。同センターは、建築家クリスチャン・ドウ・ポルザンパルクが設計した建物五1994年には、彼は建築界のなかで権威あるプリッカー賞を受賞している。プラネタリウムを備えた科学博物館や図書館などが入居した複合施設で、なかでもブルターニュ博物館は必見。

2日目

2日目は、レンヌ美術館(月曜定休)から観光を始めよう。中世以降の絵画作品を展示し、なかでも見逃せない作品は、国際的に知られたジョルジュ・ド・ラ・トゥールの'1生誕(新生児)・
ランチは、数あるフランス式庭園のなかでもっとも美しい庭園のひとつとされる、タボール庭園にあるラ・テラスで。

町の中心にある静かなこの庭園は19世紀に有名な造園家フレールの作品だ。

1日の終わりには、美しい噴水と像を眺めに行こう。そして、オドリコによってモザイクが施された、フランスでよく知られたアールデコ建築サン・ジョルジュ・スイミングブールへ繍旅のヒント:レンヌ名産といえば、ガレットやクレープ、パテ、パルルマンタン(ペストリー)、そしてシードルなど。グルメ愛好家にとって、この地域の多くのシェフや生産者が参加するグルメフェスティバルは存分に楽しめるイベントだ。