ティチーノ

ティチーノ

スイス南部の陽光溢れるテイチーノ州はイタリア語圏に属している。アルプスの南側にだけ広がっているというのは他のスイスの州にはない特徴。この地域の自'屋は、地中海風のライフスタイル、美しい山々と輝く湖、可愛らしい石造りの家々が点在する村、滝、紺碧の川、そしてパームツリーだ。

ティチーノは小さな州ではあるが、流行と伝統、グルメレストランと食堂のようなグロット、文化遺産と建築物、静かな寛ぎとエキサイティングなエンタテイメン卜など、コントラストに富んだ、とても味わい深い地域である。

1日目
ルガーノ= モルコーテ

チューリヒからスイス第3の金融の中心地ルガーノまでは列車で約2時間30分。ルガーノでは車両通行止めになっている歴史地区の町歩きを楽しもう。地中海風の広場や華麗な建築群、アーケード、リフォルマ広場、ショッピング街として知られるナッサ通りなどが見どころ。

その後、ルガーノ湖で、湖畔の伝統的な漁村ガンドリアやモルコーテを眺めながらのクルーズを楽しもう。ランチは、モルコーテで船を降りて湖を見渡すレストランのベランダで,このあと、ロマンティックなモルコーテの村内を散策。教会を訪れるのも忘れずに。

ルガーノに戻る際には、メリデで途中下車してスイスミニチュア園を訪ねるのもいいかも.ケーブルカーでアクセスできるプレ山へ登れば、山頂からの眺望は絶景、地域全体が見渡せる。

2日目
ルガーノ→ベリンツオーナ一ロカルノ→アスコーナ

ルガーノから列車で約22分でテイチーノ州の州都ベリンツオーナに到着する。世界遺産にも登録されている糧市街では、中世の城と城壁に囲まれた古都の雰囲気漂う町を楽しめる。ここから列車に揺られること20分足らず蓮スイスでもっとも温暖な陽光降り注ぐロカルノに到着だ。まずはロカルノ国際映画祭の舞台でもあるピアッツァ・グランデ(大広場)へ。ここでランチを楽しんだら、大広場の周辺を散策しよう。この辺りには小さな手工芸品の店や歴史的な建物が集中している。ロカルノからバス、または船で約13分で、マッジョーレ湖畔のリゾート、アスコーナに到着だ。ボルゴと呼ばれる旧市街の路地を歩こう。ブティックやレストラン、ギャラリーとして活用されている古い邸宅が並んでいる。その後、絵のように美しい湖畔でちょっと休憩。

スイスのイタリア語圏ならではのイタリア伝統料理ポレンタを食べながら、湖に浮かぶブリッサーゴ諸島の眺めを満喫したい。